「タクシードライバー」ジョディ・フォスター/14歳
タクシードライバーの簡単なあらすじ
主人公のタクシードライバーは、生活のために夜な夜なニューヨークをタクシーで走り回っていた。奇妙な客や、通りすがりに見かけた美女への恋、ドライバー仲間との他愛ないやり取りの中、主人公は先の見えない生活に嫌気がさしたように、とある犯罪への動機を高めていく。
タクシードライバーをおすすめする理由
この映画の中で、当時まだ14歳だったジョディー・フォスターは、少女でありながら田舎から出てきた娼婦の役を演じています。才女とされている上品な彼女のイメージからすると、少女の娼婦などは縁遠く思われ、最初は女優が誰なのか気づきませんでした。けれど、ニューヨークで生きるために娼婦をしている少女の姿は驚くほど自然で、こういう子供がニューヨークにはたくさんいるのかも知れないと思わせてくれる印象的なものでした、そして、映画を見終わって、あの少女が若い頃のジョディー・フォスターと知って、その演技力の高さにすごく納得しました。
映画の舞台は70年代のニューヨークですので、ニューヨークが好きな人には、どのシーンもお気に入りとなることでしょう。また、やはりジョディー・フォスター演じる少女娼婦の役は、他のどんな役より印象的ですし、ストーリーとしても重要な役どころなので、お気に入りです。